
移民政策
シンガポールのLong-Term Visit Pass(LTVP):申請資格、申請手続き、権利の完全ガイド
シンガポールに住む外国人向けに、LTVPの申請資格、ICA(シンガポール入国管理局)とMOM(シンガポール人材開発省)の申請手続き、料金、権利、更新、永住権(PR)への道筋を網羅したガイドです。
最終更新:2026年3月
はじめに
Long-Term Visit Pass(LTVP)は、家族や雇用とのつながりを保ちながら、外国人が最長2年間シンガポールに滞在できる制度です。本ガイドでは、6つの申請資格の区分すべて、申請手続き(ICAおよびMOM)、必要書類、更新、権利、そして永住権への道筋を取り上げます。
LTVPとは何か、LTVP+との違い
LTVPは、シンガポールのImmigration & Checkpoints Authority(ICA、シンガポール入国管理局)またはMinistry of Manpower(MOM、シンガポール人材開発省)が発行する滞在許可で、外国人に長期間のシンガポール滞在を認めるものです。ほとんどは最長2年間有効で、更新が可能です。
申請経路は2つあります:
ICA発行のLTVPは、シンガポール市民または永住権保持者の家族が対象です。これらの申請は、SCまたはPRの家族がスポンサーとなり、ICA e-Serviceポータルを通じて処理されます。
MOM発行のLTVPは、Employment Pass(EP)およびS Pass(S Pass)の保持者の帯同家族が対象です。これらは雇用主がスポンサーとなる制度で、MOMのシステムを通じて処理され、審査期間も異なります。
LTVPとLTVP+の違い
2012年に導入された比較的新しい制度LTVP+は、追加の要件を満たす、シンガポール市民の外国人配偶者が対象です(詳細は下記の適格性を参照)。LTVPとLTVP+のどちらの保持者も、就労にはMOMが発行するLetter of Consent(LOC)が必要です。ただし、LTVP+は手続きが大幅に簡素化されています。雇用主は外国人労働者の定員枠と課徴金が免除され、LOCの処理には約1週間かかります。このため、シンガポールでの就労を予定する配偶者にとって、LTVP+はより有力な選択肢となります。
LTVP+の対象となるには、夫婦にはその婚姻から生まれた、シンガポール市民の子どもが少なくとも1人必要です。SCの子どもがいない夫婦でも、少なくとも3年間婚姻関係にあれば、検討される場合があります。ただし、スポンサーの経済力や素行などの要素について、ICAが評価します。出典:https://www.ica.gov.sg/news-and-publications/newsroom/media-release/351
標準のLTVPの保持者も、LOCを取得して就労できます。同様に、SCまたはPRの配偶者や未婚の子どもも、外国人労働者の定員枠と課徴金の対象外となる雇用の恩恵を受けます。LTVP+の主な利点は、有効期間が長いこと(3〜5年、標準のLTVPは2年)と、医療補助を受けられることです。
比較
| 項目 | 標準LTVP | LTVP+ | 永住権保持者(PR) |
|---|---|---|---|
| 対象 | 複数の家族区分(配偶者、親、子、事実婚のパートナー) | SCの子がいるSCの外国人配偶者、または婚姻3年以上(裁量) | 複数の道筋(PRへの移行、熟練労働者、家族によるスポンサー) |
| 有効期間 | 最長2年 | 当初3年、更新後は最長5年 | 無期限、5年ごとの更新 |
| 就労の権利 | LOCが必要、SC・PRの配偶者は外国人労働者の定員枠と課徴金が免除 | LOCが必要(約1週間)、外国人労働者の定員枠と課徴金はなし | 完全な就労の権利、就労パスは不要 |
| 医療(CHAS、CPF(中央積立基金)) | CHASもMedisaveも利用不可 | 公立病院(Restructured Hospitals)での入院費補助 | CPFとMedisaveを利用可、CHASは市民のみ |
| CPFの拠出 | 拠出なし、以前の積立金は凍結 | 拠出なし、以前の積立金は凍結 | 拠出は義務 |
| HDB(住宅開発庁)の公共住宅 | 居住者のみ(SC・PRの配偶者経由) | 居住者のみ(SC・PRの配偶者経由) | 全面的な利用(Minimum Occupancy Period経過後) |
| 民間物件の購入 | 購入可、住宅ローン不可、ABSD(追加印紙税)60% | 購入可、住宅ローン不可、ABSD 60% | 購入可、住宅ローン利用可、ABSD 5〜30% |
| 子どもの学費 | 外国人生徒料金:月額S$595〜2,190 | 外国人生徒料金:月額S$595〜2,190 | 市民料金 |
| 海外渡航 | Multiple Journey Visa(S$30)、REP(再入国許可)は不要 | Multiple Journey Visa(S$30)、REPは不要 | Re-Entry Permitが必要、5年サイクル |
| 申請費用 | S$105(S$45+S$60) | S$105(標準LTVPと同額) | S$100〜1,080(申請経路により異なる) |
シンガポール市民の外国人配偶者で、子がシンガポール市民である場合(または結婚から3年以上の場合)、LTVP+は有効期間が長く、LOCの処理が速く、医療補助も受けられるため、多くの場合に適した選択肢です。LTVPとその他の滞在の選択肢の詳しい比較は、当社のPRとLTVPの比較をご覧ください。
LTVPの申請資格の区分

LTVPの申請資格は、シンガポール市民、永住権保持者、またはEP/S Pass保持者との家族関係によって異なります。区分ごとに固有の要件、申請経路、審査期間があります。以下に、ICAとMOMの申請経路にまたがる、最も一般的な申請資格の区分を示します。
注意:ICAは、シンガポールでの就職を希望する認定教育機関の卒業生や、シンガポールで出産を予定している女性訪問者に対しても、LTVPを発給しています。これらの区分には別途の要件があります。詳細はICAのLTVPページをご覧ください。
6つの区分
家族関係別のLTVP申請経路
配偶者
21歳以上で、シンガポール市民または永住権保持者と結婚。ICA発給。審査期間は最大6か月。
親
21歳以上のシンガポール市民または永住権保持者の親。ICA発給。財務状況の審査あり。
21歳未満の子
シンガポール市民または永住権保持者の未婚の子。ICA発給。親が代理で申請。
Student's Passの子の親・祖父母
Student's Passで学ぶ子または孫を支援。ICA発給。学校からの書面(レファレンス)が必要。
事実婚のパートナー
EP/S Pass保持者の長期パートナー(月額S$6,000+)。MOM発給。優先審査の選択肢あり。
その他の帯同家族
EP/S Pass保持者(月額S$6,000+)の連れ子または障害のある子。MOM発給。
区分1:シンガポール市民または永住権保持者の配偶者
対象者:シンガポール市民または永住権保持者の配偶者で、21歳以上の方です。
主な審査基準:ICAは、家族の絆、経済面での貢献、学歴や資格、年齢、家族構成、居住期間、長期滞在への意思を評価します。要素は総合的に検討され、決まったチェックリストはありません。
申請方法:スポンサーがICA e-Serviceにログインし、申請書に記入して書類をアップロードし、S$45(申請料)を支払います。承認後、LTVPの発行料としてS$60を支払います。Multiple Journey Visaを希望する場合は、任意でさらにS$30を支払います。合計はS$105〜135です。
標準の審査期間:最大6か月
優先審査の選択肢:婚約中のカップルは、Pre-Marriage LTVP Assessment(PMLA)を利用できます。承認された場合、結婚後のLTVPの審査期間は、6か月ではなく6週間に短縮されます。
区分2:シンガポール市民または永住権保持者の親
対象者:21歳以上のシンガポール市民または永住権保持者の親です。
重要な注意:子が21歳未満の場合、その子だけではLTVPのスポンサーになれません。申請を支えるため、別の現地のシンガポール市民または永住権保持者(21歳以上)が必要です。
経済状況の審査:ICAは、滞在を支えるスポンサーの経済力を評価します。安定した雇用と収入は、申請に有利に働きます。
申請方法:子(または現地のスポンサー)が、財務関係の書類と関係を証明する書類を添えて、ICA e-Serviceから申請します。申請料:S$105。審査期間:最大6か月。
区分3:21歳未満の未婚の子
対象者:シンガポール市民または永住権保持者の未婚の子で、法律上の婚姻関係の中に生まれた、または法的に養子となった21歳未満の方です。
申請方法:シンガポール市民または永住権保持者の親が、ICA e-Serviceから代理で申請します。
申請料:S$105
審査期間:最大6か月
重要:21歳になった後もシンガポールに滞在を希望する場合は、別の区分で申請する必要があります。帯同する子としてのLTVPは、21歳に達した時点で自動的に失効します。
区分4:Student's Passの子の親・祖父母
対象者:子または孫がStudent's Passでシンガポールに在学しており、その子または孫を訪ねて支えようとする親または祖父母の方です。
スポンサーシップの制限:同じ生徒について、同時にLTVPを保持できるのは、親または祖父母のうち1人だけです。両親がともに訪問を希望する場合は、一度に1人だけがパスを保持するよう調整するか、もう一方は通常の訪問パスを申請する必要があります。
現地のスポンサーの要件:子または孫が21歳未満の場合は、学校からの書面(レファレンス)に加えて、現地のスポンサー(シンガポール在住の21歳以上の家族または親しい知人で、シンガポール市民または永住権保持者)が必要です。
申請方法:申請はICA e-Serviceから行い、生徒の在籍校が裏付けとなる書類を提供します。
申請料:S$105
審査期間:最大6か月
区分5:事実婚のパートナー
対象者:月収S$6,000以上のEmployment PassまたはS Passの保持者と、長期的な関係にある事実婚のパートナー(未婚)です。
申請経路:これはMOM発給のLTVPです。雇用主がMOM e-Serviceから申請します。
関係の証明書類:長期的な関係を示す証拠を提出してください。共同名義の銀行口座、賃貸契約書、写真、支援状などが該当します。
審査期間:EP/S Passの場合は最大3週間、PEP/EntrePass/EP Sponsorshipの場合は最大8週間です。
区分6:その他の帯同家族(連れ子、障害のある子)
対象者:・連れ子:EP/S Pass保持者の配偶者の法律上の子です(スポンサーとは血縁関係がなく、婚姻によって法的に認められています)。未婚であることが必要です。・障害のある子:EP/S Pass保持者の子(実子または養子)で、重い障害または慢性的な病状があり、継続的な介護または支援を必要とします。
どちらも、EP/S Pass保持者(継親または親)の月収がS$6,000以上であることが必要です。
申請経路:MOM発行のLTVPです。雇用主がMOM e-Serviceから申請します。
医療書類:障害のある子の場合、通常は、障害と介護の必要性を確認する医療証明書または医師の診断書が必要です。MOMは、追加の健康関連書類を求める場合があります。
審査期間:EP/S Passの場合は最大3週間、PEP/EntrePassの場合は最大8週間です。
段階ごとの申請手順

LTVPの申請手続きは、ICA(家族関係に基づく)の申請経路か、MOM(雇用に基づく)の申請経路かによって異なります。以下で、それぞれの手順を詳しく説明します。
ICA発行のLTVP(SC/PRの家族)
ICAの申請経路
資格確認から承認までの10の手順
資格の確認
スポンサー(SC/PR)との関係が、6つの区分のいずれかに当てはまるかを確認してください。
書類の準備
すべての書類を集め、翻訳してください。原本証明済みの写しは、公証人または弁護士から取得してください。
Singpassへの登録
スポンサーがログインします。アカウントが新規の場合、設定に2〜5営業日かかります。
ICA e-Serviceへのアクセス
スポンサーがログインし、「Apply for Long-Term Visit Pass」のカテゴリーを選択します。
フォームの記入
申請者とスポンサーの詳細、関係の情報、滞在予定期間を入力してください。
書類のアップロード
PDFまたは画像をスキャンしてアップロードしてください。1ファイルは400KB〜5MBです。下書きは7日間有効です。
申請料の支払い
S$45をオンラインで支払います。使えるのは、Visa、Mastercard、AMEX、インターネットバンキングです。
申請の提出
「Submit」をクリックしてください。確認用の受付番号が発行されます。記録として保存してください。
状況の確認
状況の更新は、MyICAポータルで定期的に確認してください。表示される状況は、「Received」、「Under Review」、「Additional docs needed」、「Approved」、「Rejected」です。
手続きの完了(承認された場合)
S$60の発行料と、任意のMJV(S$30)を支払います。その後、Singpassアプリまたは対面で受け取ってください。
手順1:資格を確認する上記の6つの区分を確認し、どれが当てはまるかを見極めてください。判断に迷う場合は、スポンサーとの関係と、スポンサーの身分(SCまたはPR)を書き留めておいてください。
手順2:必要な書類をすべて準備する下記の第4節に記載の書類を集めてください。英語以外の書類は、すべて英語に翻訳してください。原本証明済みの写しについては、ICAの書類チェックリスト(PDF)で、どの書類に認証が必要か、また誰が認証するか(公証人、弁護士、政府職員のいずれか)を確認してください。
手順3:Singpassに登録する(スポンサーのみ)SC/PRのスポンサーがまだSingpassのアカウントを持っていない場合は、singpass.gov.sgで登録する必要があります。登録には2〜5営業日かかるため、早めに行ってください。
手順4:ICA e-Serviceにアクセスするスポンサーは、Singpassを使ってica.gov.sgからICA e-Serviceにログインします。メニューから「Apply for Long-Term Visit Pass」を選び、該当するカテゴリー(配偶者、親、子など)を選択します。
手順5:オンライン申請書に記入する申請書では、スポンサー(氏名、ID番号、雇用状況、年収、住所)と申請者(氏名、生年月日、パスポートの詳細、スポンサーとの関係、滞在予定期間)の両方の情報が求められます。すべての欄を正確に記入する必要があります。
手順6:必要な書類をアップロードする書類は、PDFまたは画像形式のスキャンとしてアップロードしてください。1ファイルあたり400KB〜5MBです。スキャンは鮮明で読みやすく、すべてのページが写っている必要があります。ぼやけたスキャンや不完全なスキャンは、却下の原因となります。
手順7:申請料を支払う申請料は1件につきS$45です。e-Serviceポータルでオンライン支払いします。支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、AMEX、インターネットバンキング、PayNowです。(S$60の発行料と、任意のMJV(S$30)は承認後に支払います。)
手順8:申請を提出する申請書への記入とS$45の支払いが完了したら、スポンサーが「Submit」をクリックします。システムが確認用の受付番号を発行します。記録用に、この番号を保存してください。
手順9:申請状況を確認するスポンサーは、いつでもICA e-ServiceまたはMyICAポータルにログインして、状況を確認できます。考えられる状況は次のとおりです。「Received」(申請を受理)、「Under Review」(ICAが申請内容を審査中)、「Additional Documents Required」(ICAが追加の情報を求めています。詳細はメールで届きます)、「Approved」(申請が承認された)、「Rejected」(申請が不承認となった)。
手順10:手続きを完了する(承認された場合)In-Principle Approvalを受けた後、30日以内に必要書類をダウンロードし、求められた場合は医療報告書フォームに記入します。その後、30日以内に記入済みのフォームをアップロードし、LTVPの発行料S$60を支払います(必要な場合は、MJVの追加S$30も支払います)。In-Principle Approvalの通知書をダウンロードした日から合計3か月以内に手続きを完了する必要があり、期限を過ぎると承認された申請は取り下げられます。支払いから3営業日後に、Singpassアプリ、またはFileSGからLTVPにアクセスできます。対面での手続きが必要な場合は、ICA Services Centreでe-Appointmentを予約してください。出典:https://www.ica.gov.sg/reside/LTVP/cof-and-issue
ヒント:フォームを完成させるための下書き期間は7日間です。遅延を避けるため、必要な書類は最初にすべて提出してください。却下の多くは、家族の絆が十分でないことを理由としていますが、これは再申請で対応できます。
MOM発行のLTVP(EP/S Passの帯同家族)
手順1:主たるパス保持者の給与が基準を満たしているか確認してください(帯同家族の場合はS$6,000+、親の場合はS$12,000+)。
手順2:有効なパスポート、関係を証明する書類、および求められた医療報告書を用意してください。
手順3:申請はMOM e-Serviceから行います。誰が申請するかはパスの種類によって異なります。EP/S Pass保持者の場合は雇用主または指定の雇用仲介業者が、PEP/EntrePass保持者の場合は主たるパス保持者が直接、EP(Sponsorship)保持者の場合は現地のスポンサーが申請します。
出典:https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/long-term-visit-pass/apply-for-a-pass
手順4:MOMの審査期間は、EP/S Passの場合は3週間以内、EP Sponsorshipの場合は6週間以内、PEP/EntrePassの場合は8週間以内です。
手順5:申請者は、パスが発行される時点でシンガポールに滞在している必要があります。LTVPカードは、登録から5営業日以内に届けられます。
料金:S$105(申請料)+S$225(発行料)+S$30(任意のMultiple Journey Visa)=合計S$330〜S$360。料金はすべて返金されません。
LTVPの必要書類チェックリスト
続柄によって必要な書類は異なります。提出前にこのチェックリストで、必要なものがすべてそろっているか確認してください。英語以外の書類はすべて、認定翻訳者による英語への翻訳が必要です。
全区分共通の書類
- 有効なパスポート:写真、氏名、パスポート番号、有効期限が記載された個人情報ページのコピー
- 出生証明書:英語の原本証明済みの写し
- 医療報告書:審査中にICAまたはMOMから求められた場合に提出
- 写真:パスポートサイズの写真(ICAの仕様が示された場合はそれに従ってください)
続柄別
シンガポール市民/PR保持者の配偶者の場合:
- 有効なパスポート(写真ページとスタンプのあるすべてのページ)
- 婚姻証明書(原本証明済みの写し)
- スポンサーがシンガポール市民またはPR保持者であることの証明(身分証明書またはPRカードの写し)
- 申請の裏付けとなるスポンサーの財務・雇用関係の書類(直近6か月分の給与明細、雇用証明書など)
- 配偶者の雇用証明書と直近6か月分の給与明細(就労している場合)
シンガポール市民/PR保持者の親の場合:
- 有効なパスポート(写真ページとスタンプのあるすべてのページ)
- 婚姻証明書(原本証明済みの写し)
- スポンサーがシンガポール市民またはPR保持者であることの証明(身分証明書またはPRカードの写し)
- 申請の裏付けとなるスポンサーの財務・雇用関係の書類(最近の給与明細、雇用証明書など)
- 親の雇用証明書と直近6か月分の給与明細(就労している場合)
- 注意:スポンサーは21歳以上である必要があります。子が21歳未満の場合は、別途、21歳以上の現地のシンガポール市民またはPR保持者のスポンサーが必要です。
書類のポイント
- 翻訳:英語以外の書類は、認定翻訳者による翻訳が必要です
- 原本証明済みの写し:書類は公証人または弁護士による原本証明を受けてください
- ファイル形式:PDFまたは画像ファイル(1ファイルあたり400KB〜5MB)
- 鮮明さ:スキャンは鮮明でカラーのものを用意し、すべてのページがそろっているか確認してください。ぼやけたスキャンは却下の原因になります。
審査期間と料金
申請にどのくらい時間がかかるかを把握しておくと、シンガポールへの移住や滞在の計画を立てやすくなります。
区分と申請経路別の審査期間
所要期間
| 申請経路 | 区分 | 審査期間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ICA | 配偶者(Pre-Marriage LTVP Assessmentなし) | 最長6か月 | ほとんどの配偶者申請に適用される標準的な期間 |
| ICA | 配偶者(Pre-Marriage LTVP Assessment承認済み) | 6週間 | 婚約中または結婚予定のカップル向けの優先審査オプション |
| ICA | SC/PRの親 | 通常6週間 | 書類の充足度により延びる場合があります |
| ICA | 21歳未満の子 | 通常6週間 | 書類の充足度により延びる場合があります |
| ICA | Student's Pass保持者の親・祖父母 | 通常6週間 | 学校の書面(レファレンス)の準備状況により延びる場合があります |
| MOM | EP/S Pass保持者の帯同家族(事実婚のパートナー、連れ子) | 最長3週間 | 確認手続きが簡素なため、ICAより早い |
| MOM | PEP/EntrePass/EP Sponsorshipの帯同家族 | 最長8週間 | MOM経路の中では審査が遅い |
費用
申請料
ICA発行LTVPの段階別費用
S$45
申請料:ICA e-Serviceで申請を提出する際に支払います。結果にかかわらず返金されません。
S$60
発行料:In-Principle Approvalを受けた後にのみ支払います。LTVPカードの製作と配送に充てられます。返金されません。
S$30
Multiple Journey Visa(任意):LTVPの資格を失うことなく、シンガポール国外への渡航と再入国を何度でも行えます。返金されません。
費用の内訳:基本額はS$105(S$45+S$60)。MJV付きはS$135(S$45+S$60+S$30)。MOM発行のLTVPはS$330(申請料S$105+発行料S$225)に、任意のMJVとしてS$30が加わります。支払い方法は、Visa、Mastercard、AMEX、インターネットバンキング、PayNowのいずれかです。いずれの手数料も返金されません。
ICA発行のLTVP:申請料S$45(提出時)+ 発行料S$60 = 基本料金S$105。Multiple Journey Visaは任意で、S$30が追加でかかります。すべての手数料は、却下された場合でも返金されません。出典:https://www.ica.gov.sg/reside/LTVP
MOM発行のLTVP:申請料S$105(提出時)+ 発行料S$225 = 基本料金S$330。Multiple Journey Visaは任意で、S$30が追加でかかります。合計はS$330〜360です。すべての手数料は返金されません。注:MOM発行のLTVPは発行料が高い(S$225対S$60)ため、ICA発行のLTVPよりかなり費用がかかります。出典:https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/long-term-visit-pass/apply-for-a-pass
審査の速さに影響するのは何ですか?
書類の完備度(最も大きな要因):すべての書類を最初に提出してください。書類が不足していると確認の依頼が発生し、数週間の遅れが生じます。
Pre-Marriage LTVP Assessment(PMLA):結婚前にPMLAを受けると、審査期間は6か月ではなく6週間に短縮されます。
季節的な要因:旧正月(CNY)と年末年始の休暇中は、ICAの審査が通常より遅くなります。
身元調査:まれに行われる安全保障上の審査により、審査期間が6か月を超える場合があります。
LTVPの有効期間と更新
LTVPには有効期限があります。更新の手続きを理解しておくと、うっかり合法的な滞在資格を失わずに済みます。
有効期間
LTVPの有効期間は発行日から最長2年です。正確な有効期限は、デジタルのLTVP(Singpassアプリで確認できます)、または該当する場合は紙の書類に記載されています。標準のLTVPカードは現在デジタルになっており、Singpassアプリ、またはFileSGからアクセスします。
更新するタイミング
LTVPの失効の6か月前から更新を申請できます。推奨されるのは、予期しない審査の遅れに備えて、失効の3〜4か月前に申請することです。
最後の1か月まで待つと、更新が承認される前にパスが失効するおそれがあります。その場合は、不法滞在の状態になります。
更新手続き(ICA発行のLTVP)
手順1:スポンサーが、LTVPの失効の3〜4か月前にICA e-Serviceにログインします。
手順2:「Renew Long-Term Visit Pass」に進み、該当する申請を選択します。
手順3:スポンサーは、変更のあった情報(住所、雇用状況、家族の状況など)を更新します。
手順4:スポンサーは更新後の書類をアップロードします。変更のあった書類のみで構いませんが、すべての書類を再度アップロードしても問題ありません。
手順5:スポンサーが更新料S$105を支払います。
手順6:申請が提出されます。ICA e-Serviceで審査状況を確認できます。
手順7:審査には最長6か月かかります(書類が揃っている場合は、多くの場合より早くなります)。
更新手続き(MOM発行のLTVP)
手順1:雇用主が、失効の6か月前から、MOM e-Serviceで更新手続きを開始します。
手順2:MOMが審査します(EP/S Passは3週間、PEP/EntrePassは8週間)。
手順3:新しいカードが発行されます。
LTVPが失効するとどうなるか?
LTVPの失効に猶予期間はありません。LTVPの失効後にシンガポールに滞在し続けることは、たとえ1日でも、Immigration Act第15条に基づく刑事犯罪です。罰則は重く、次のとおりです:
- 90日までの滞在超過:最大S$4,000の罰金、および/または最長6か月の禁錮
- 90日を超える滞在超過:必ず科される鞭打ち刑(最低3回)に加え、最長6か月の禁錮。鞭打ち刑は50歳未満の男性に適用されます。女性および鞭打ち刑の対象とならない人は、代わりに最大S$6,000の罰金が科されます。
- 再入国禁止:滞在超過により、シンガポールへの再入国が長期にわたり禁止される場合があります。
- 再申請:再び戻るには、新たにLTVPを申請する必要があり、審査期間も改めて始まります。
重要な違い:LTVPが正式に取り消される場合(本人とスポンサーの双方が関わる、合意に基づく別の手続き)は、出国の手配のために約30日間の猶予を与えるShort-Term Visit Pass(STVP)が通常発給されます。この30日間の猶予が適用されるのは取消しの場合のみで、失効や滞在超過には適用されません。
このため、更新は余裕をもって計画してください。更新が承認されたかどうか不明な場合は、発行機関(ICAまたはMOM)に問い合わせて確認してください。出典:https://singaporelegaladvice.com/law-articles/penalties-illegal-immigration-overstaying-singapore/
LTVP保持者の権利と利用できる制度

LTVPでの滞在には一定の権利が認められていますが、制限も伴います。何ができて何ができないかを把握しておくと、滞在を効果的に計画できます。
就労許可
標準LTVPの就労の権利(ICA発行のLTVP):
自動的に就労が認められるわけではありません。シンガポールで働くには、Letter of Consent(LOC)を、Ministry of Manpower(MOM)に別途申請する必要があります。LOCは手数料が別途かかる追加の申請であり、MOMは特定の雇用主との雇用を承認しなければなりません。
時期に関する重要な点:LOCの手続きには時間がかかります。希望する雇用主に対するLOCがMOMに承認されるまでは、働き始めることはできません。
事前承認LOC(PLOC):LTVPまたはLTVP+の申請・更新の際に、Pre-Approved Letter of Consent(PLOC)を申請できる場合があります。PLOCがあれば、先に仕事のオファーを得なくてもシンガポールで働けるため、求職活動の柔軟性が高まります。すべてのLTVP保持者が対象になるわけではありません。現在のPLOCの資格要件は、ICAまたはMOMで確認してください。出典:https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/work-passes-for-holders-of-long-term-visit-passes-issued-by-ica
LTVP+の就労の権利(シンガポール市民の配偶者のみ):
LTVP+保持者は、雇用主が申請するLetter of Consent(LOC)を通じて働きます。これは標準LTVPと同じ仕組みです。SCまたはPRの配偶者・子であるLTVP保持者とLTVP+保持者は、いずれも外国人労働者の定員枠と課徴金が免除されたLOCの恩恵を受けられます。就労面でのLTVP+の主な利点は次のとおりです:
- LOCの審査に約1週間かかります
- 有効期間が長い:当初3年、更新後は最長5年(標準LTVPは2年)
- 有効期間が長いことによる、雇用主にとっての安定性の向上
- 入院医療補助を受けられること(「医療へのアクセス」の項を参照)
MOM発行のLTVPの就労ルール:
MOM発行のLTVP保持者の就労許可は、スポンサーの種類によって異なります:EP/S Pass保持者の配偶者/事実婚のパートナー:通常は就労できますが、スポンサーとなる雇用主に確認してください。EP/S Pass保持者の帯同家族である子ども:原則として就労は認められていません(生徒)。詳細の確認:状況が不明確な場合は、MOMに直接お問い合わせください。
自営業の制限:
LTVP保持者は自営業を営んだり、自分で事業を運営したりすることはできません。次の条件を満たす必要があります:雇用主が特定されていること、雇用契約に基づいて就労すること、そして標準のLTVPの場合はLOCについて雇用主の同意を得ていることです。
LTVPで滞在中に事業を営んだりフリーランスとして働いたりすることは違法であり、パスの取り消しや滞在超過に対する罰則につながる可能性があります。
医療へのアクセス
LTVP保持者が医療を利用できる範囲は限られています。LTVP保持者はCHAS(Community Health Assist Scheme)の対象外です。CHASは、地域のクリニックで補助付きのプライマリケアを提供する制度で、シンガポール市民のみが利用できます(PRも対象外です)。さらに、LTVP保持者はMediShield LifeやMedisaveを利用できません。これらはCPFへの拠出に結び付いており、市民とPRのみが利用できるためです。出典:https://www.moh.gov.sg/managing-expenses/schemes-and-subsidies/chas/
これが意味すること:医療費は自費で支払うか、国際医療保険を通じて支払う必要があります。重い病気や入院の場合、費用が高額になることがあります。シンガポールに到着する前、またはLTVPの承認直後に、包括的な国際医療保険に加入してください。海外在住者向けの保険会社の多くは、短期滞在者に競争力のある料金を提示しています。
子どもの教育
子どもは、次の入学優先順位に従って、MOE(Ministry of Education、シンガポール教育省)の学校に入学できます:
1.シンガポール市民(最も低い授業料:月額S$0〜5、政府の全面的な支援あり)
2.PR保持者(補助付きの授業料:月額S$330〜680、政府の支援あり)
3.LTVP保持者/外国人生徒(外国人生徒の授業料:月額S$595〜2,190、政府の支援は限定的)
4.その他の外国人の子ども(入学が集中する時期には、空きが限られる場合があります)
政府の支援:LTVP保持者の子どもは、MOEの資金による就学援助金や補助金の対象外です(これらは市民とPRに限られています)。ただし、利用できる選択肢もあります:
- 学校独自の奨学金:多くの学校が、優れた生徒を対象とする成績優秀者奨学金を提供しています。対象条件は学校によって異なります。
- 支援制度:一部の国際的な団体が、LTVP保持者の家族出身の優秀な生徒を支援しています
- 経済的支援:学校の事務室に、困窮時の助成金や分割払いについて問い合わせてください。
国際学校:MOE校の授業料が高すぎる場合、LTVP保持者の家族は国際学校(例:Singapore American School、Tanglin Trust School)を選ぶことがよくあります。これらの学校は年間S$20,000〜40,000+の授業料を徴収しますが、より一貫したカリキュラムがあり、さまざまな国の生徒が一緒に学べます。
不動産の所有と住宅
賃貸:LTVP保持者は、民間住宅を制限なく借りられます。家主は通常、LTVPを合法的な居住の証明として受け入れます。賃貸契約には、LTVPの有効期間を記載しておくことをおすすめします。
民間住宅の購入:LTVP保持者は、民間の住宅(コンドミニアム、アパート、承認された戸建て物件など)を購入できます。ただし、費用面で大きな影響があります(下記のABSDを参照)。
中古のHDBフラット:LTVP保持者は、単独でHDB(Housing and Development Board)の住宅を所有することはできません。外国人は、シンガポールの公共住宅を所有することが認められていません。ただし、シンガポール市民またはPR保持者と結婚している場合は、配偶者がNon-Citizen Spouse Schemeのもとで中古のHDBフラットを購入でき、LTVP保持者は居住者(共有名義人ではない)として登録されます。申請時点で、LTVPの残りの有効期間が少なくとも6か月なければなりません。重要:居住者には、この住宅に対する所有権はありません。出典:https://www.hdb.gov.sg/residential/buying-a-flat/understanding-your-eligibility-and-housing-loan-options/flat-and-grant-eligibility/couples-and-families
民間住宅に関する制限:
印紙税:住宅を購入する外国人居住者には、ABSD(Additional Buyer's Stamp Duty)が適用されます。LTVP保持者は外国人の購入者に分類されます。外国人に対するABSDの税率は、物件ごとに購入価格の60%です。これは、市民(20〜30%)やPR(5〜30%)と比べて、はるかに高くなっています。また、購入価格に応じて1〜4%のBuyer's Stamp Duty(BSD)も支払います。購入を決める前に、必ずIRAS(Inland Revenue Authority of Singapore、内国歳入庁)で最新の税率を確認してください。
渡航とMultiple Journey Visa(MJV)
LTVPの有効期間中にシンガポール国外へ出て再入国する予定がある場合は、Multiple Journey Visa(MJV)が必要です。Re-Entry Permitではありません(REPは永住権保持者のみが対象で、LTVP保持者は対象外です)。
MJVとは何ですか?Multiple Journey Visaの費用はS$30です。LTVPの有効期間中、回数の制限なく出国と再入国ができます。MJVは、LTVPと同時に申請します(申請に含まれる任意のS$30の費用がこれにあたります)。
MJVがない場合:LTVPは有効なままですが、シンガポールに再入国するたびに、別途ビザを取得する必要があります。これは、特に頻繁に渡航する方にとって、不必要な遅延や手続きの煩雑さを生みます。
MJVがある場合:追加のビザ申請なしで、LTVPの有効期間中、シンガポールを自由に出入りできます。
おすすめ:LTVPを初めて申請するとき、または更新するときに、MJV(S$30)も申請してください。海外に家族の用事がある場合、業務上の予定がある場合、海外への休暇を計画している場合は、特に重要です。このS$30により、LTVPの有効期間全体で再入国に伴う煩雑さがなくなります。
重要な注意:MJVは、Re-Entry Permit(REP)とは異なります。REPは、シンガポールの永住権保持者が海外渡航中もPRとしての身分を維持するために必要です。LTVP保持者にREPは必要ありません。
Central Provident Fund(CPF)
LTVP保持者はCPFに拠出しません。CPFは、退職と医療のためのシンガポールの強制貯蓄制度です。これは、標準のLTVP保持者とLTVP+保持者の両方に当てはまります。
これが意味すること:
- 雇用主はCPF口座に拠出しません
- 給与からの拠出もありません
- LTVPの有効期間中、退職や医療のための貯蓄は積み立てられません
LTVPから永住権(PR)への道筋:次のステップ
LTVPの滞在資格があると、PR申請で有利な立場に立てます。短期の滞在資格とは異なり、LTVPはシンガポールとの継続的な家族のつながりや就労上の関わりを示すため、PRの適格性審査で有利に働く要素になります。
LTVP保持者はPRを申請できますか?

はい。LTVP保持者は、シンガポールの一般的なPR要件を満たしていれば、PRを申請できます。LTVPを先に保持している必要はありません(EP、S Pass、その他の在留資格の保持者も申請できます)。ただし、LTVP保持者は家族のつながりがあるため、戦略的な利点があります。
期間に関する考慮事項
PRを申請するまでに、LTVPでの最低在留期間は必要ありません。初回のLTVP期間中であっても、理論上は申請できます。ただし、ICAは長期的に滞在する意思を審査します。シンガポールでの滞在期間、家族との結びつき、経済面での定着度などが対象です。
現実的な目安:LTVP保持者として2年以上経過してからPRを申請することをお勧めします。継続的な定住の意思を示し、申請を有利に進めるためです。
居住期間への算入:LTVP保持者としての滞在期間は、PRの審査における居住期間の評価に算入されます。継続的な居住が重要です。シンガポールからの頻繁な出国や長期の出国は、申請を弱める可能性があります。
永住権への移行の準備
家族との結びつきは、LTVPによりすでに確立されており、ほかの短期パス保持者に比べて大きな強みです。永住権への移行に向けて:当社の永住権申請サービスについて確認し、ご自身のLTVPから永住権への道筋を専門スタッフにご相談ください。当社がプロフィールを評価し、最も有力な永住権の制度を特定して、申請手続きをご案内します。
よくある質問
Q1:LTVPの有効期間はどのくらいですか? A:LTVPは発行日から最長2年間有効です。正確な有効期限はLTVPカードに記載されています。有効期限の前に更新すれば、滞在を延長できます。
Q2:LTVPとLTVP+の違いは何ですか? A:LTVP+は、シンガポール市民の外国人配偶者のみが対象です。主な利点は、初回有効期間が3年であること(標準のLTVPは2年)、PR相当の入院医療補助、そして外国人労働者の定員枠と課徴金なしにLOCで就労できることです。標準のLTVPは有効期間が2年で、就労には別途LOCの申請が必要です。
Q3:LTVP保持者はシンガポールで就労できますか? A:LTVPとLTVP+のどちらの保持者も就労できますが、MOMからLetter of Consent(LOC)を取得する必要があります。シンガポール市民または永住権保持者の配偶者や子どもの場合、雇用主は外国人労働者の定員枠と課徴金の対象外です。LTVP+のLOCは、処理に約1週間かかります。いずれのLTVP保持者も自営業は認められていません。
Q4:LTVPの費用はいくらですか? A:ICA発行のLTVPは、申請料S$45+発行料S$60=基本料金S$105です。これにオプションのMultiple Journey Visaを付けると、S$30が追加されます。MOM発行のLTVPは、申請料S$105+発行料S$225=基本料金S$330です。こちらもオプションのMJVを付けると、S$30が追加されます。すべての費用は返金されません。
Q5:LTVPの申請には、どのくらいの期間がかかりますか? A:審査期間は、区分や申請経路により6週間から6か月です。Pre-Marriage LTVP Assessmentを利用した配偶者の申請は、6週間に短縮されます。MOM発行のLTVPはより速く、EP/S Passの場合は3週間、PEP/EntrePassの場合は8週間です。
Q6:配偶者と子どもを1つのLTVPに含めることはできますか? A:いいえ。家族一人ひとりに個別のLTVP申請が必要で、申請料と審査期間もそれぞれ別です。
Q7:LTVPの有効期限が切れたらどうなりますか? A:LTVPの期限切れ後に滞在超過することは刑事犯罪にあたり、猶予期間はありません。罰則は、90日までの滞在超過の場合は最大S$4,000の罰金および/または最長6か月の禁錮、90日を超える滞在超過の場合は必ず科される鞭打ち刑に加えて禁錮となります。合法的な滞在を維持するため、有効期限前に必ず更新を済ませてください。
Q8:LTVP保持者はシンガポールで不動産を購入できますか? A:LTVP保持者は民間の不動産(コンドミニアム、アパートなど)を購入できますが、60%のABSDが課されるうえ、シンガポールの銀行で住宅ローンを組むことはできません。LTVP保持者はHDBのフラットを所有することはできません。ただし、シンガポール市民または永住権保持者と結婚している場合は、配偶者である市民または永住権保持者が中古のHDBフラットを購入でき、LTVP保持者は(所有者ではなく)居住者として登録されます。これはNon-Citizen Spouse Schemeに基づくものです。
Q9:LTVP+を持っていれば、就労パスは必要ですか? A:別途の就労パスは必要ありませんが、Letter of Consent(LOC)は必要です。雇用主がMOMを通じてLOCを申請します。処理には約1週間かかります。LTVP+保持者を雇用する際、雇用主は外国人労働者の定員枠と課徴金の対象外です。
Q10:LTVP保持者の子どもは、シンガポールの学校に通えますか? A:子どもは外国人生徒(International Students)としてMOEの学校に入学できます。費用は月額S$595〜S$2,190で、学年や国籍(ASEAN出身かどうか)によって異なります。市民と永住権保持者に限られる政府の就学援助金の対象外となる場合があります。
Q11:LTVPはどのように更新しますか? A:ICAまたはMOMのe-Serviceで、LTVPの有効期限の3〜4か月前に申請してください。ICAの場合、更新には最長6か月かかります。MOMの場合は3〜8週間です。
Q12:LTVP保持者はPRを申請できますか? A:はい。一般的な資格基準を満たしていれば、LTVP保持者もPRを申請できます。LTVPでの滞在期間はPRの審査における居住期間の評価に算入されます。また、LTVPを通じてすでに確立された家族との結びつきは、PR申請に有利に働きます。
永住権に向けた次のステップ
LTVPは、シンガポールでの歩みを支える戦略的な土台です。家族と暮らし、必要な承認を得て就労し、長期間にわたってシンガポールでの機会を探れます。配偶者として生活を築く方、成人した子どもとのつながりを築く親、働く専門職の方の帯同家族のいずれであっても、LTVPはシンガポールに定着するために必要な、安定した滞在資格を提供します。
LTVPから永住権への移行は、多くの保持者にとって自然な次のステップです。家族との結びつきがすでに確立され、居住の記録も整っていれば、PRを目指し長期的な永住資格を得るうえで有利な立場にあります。ほかの滞在資格については、Employment Passガイドをご覧ください。EP/S Pass保持者がPRに移行する方法も紹介しています。
永住権の選択肢を検討する準備はできていますか?当社の移民専門スタッフが、プロフィールを確認し、最も有力な永住権の道筋を特定して、申請までを自信をもってご案内します。
当社の永住権専門スタッフにお問い合わせのうえ、相談の日程を決めて、LTVPから永住権への移行について話し合ってください。
最後の注記
本ガイドは、2026年3月時点のICAおよびMOMの最新の規則を反映しています。移民政策は変わることがあり、個々の状況によっても異なります。要件は必ず政府の公式情報源で確認してください:- ICA:ica.gov.sg - MOM:mom.gov.sg
複雑な申請や不服申し立てについては、資格を持つ移民コンサルタントまたは弁護士にご相談ください。



